「pre.emphasis」CD盤騒動の顛末(その3) 「注目のUSB-DAC」

この騒動記も「その3」となりました。

「その2」以来、Philewebの日記には様々な方が、この問題に関連する記事やコメントを投稿されていて、大変参考になります。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4253/20190220/61835/
http://community.phileweb.com/mypage/entry/2819/20190222/61845/
http://community.phileweb.com/mypage/entry/2819/20190224/61859/

●そんな中、1台のUSB-DACに注目しました。
それは、ドイツRME社の「ADI-2 DAC」です。
同社はプロ用音響機材のメーカーとして定評があり、本機の国内発売は昨2018年春だったようです。
注目の理由は、そう、ディエンファシス(de.emphasis)機能にあります。
下記URLは、本機のレビュー記事ですが、中程の画像に、添付のとおり「De-Emphasis」の設定画面が写っています。 
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1111550.html
画像


●本機が搭載するチップは、旭化成のAK4490ですが、そのデータシート(下記URL・PDF)のP40には、「ディエンファシス フィルター」の記述があります。
https://www.akm.com/akm/jp/file/datasheet/AK4490EQ.pdf

●以下の和文は、本機の姉妹製品「ADI-2 Pro」(アナログ入力も備えたプロ機)のマニュアルからの転載ですが、
本機の英文マニュアルも同旨の記載でした。(下記URL・PDFのP10ご参照)
https://synthax.jp/adi-2pro/docs/technote.pdf

「ADI-2 ProのDAコンバーター・チップはデエンファシスをサポートしています。AESまた はSPDIF入力信号のチャンネル・ステータスがDSPによってチェックされ、エンファシス・ ビットを検出されるとDACのデエンファシスがアクティブになります。またエンファシスの 検出と同時に State Overview 画面にWARNING SPDIF EMPHASISのメッセージとし て表示されます。
なぜWARNING (警告) と表示されるのでしょう?(中略)
エンファ シスを含むファイルをPCからUSB再生する場合は、ADI-2 Proのエンファシス検出機能は働きません。
その場合はI/OメニューにあるDe-emphasis Onを設定することで 手動で有効にできます。」

以上のことから、本機を使えば、「プレエンファシス盤からディエンファシス処理をしないままrippingした音楽ファイル」をディエンファシスしながら再生できるのではないか との期待が持てます。
その1、その2では、ripping段階やripping後の音楽ファイルの加工(ディエンファシス)、再生ソフトによるディエンファシス再生に触れてきました。
本機なら、USB-DAC内で強制的にディエンファシス処理をONにできるとしたら、朗報ではないでしょうか。

そんな訳で、来月(3月)中旬に、懇意のオーディオ専門店さんから、本機を貸し出して頂き、ジックリ試してみようと思っています。






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この記事へのコメント

  • ゴンザエモン

    おはようございます。

    CDリッピング時にPre-Emphasisしたまま、ということが判っていれば、「手動でDe-Emphasisを有効にできる」という感じみたいですね。 是非テストをお願いします。

    なお、Tune Browserですが、Pre-Emphasisの判断をTOCでしか現状行っていないが、サブコードもチェックするように検討してみます、という開発者の投稿がフォーラムにございました。

    「意識しなくてもいい」という決定打となるような方法を何とか確立、共有したいですね。
    2019年03月01日 06:34
  • シェルティーのパパ

    ゴンザエモン様
    コメントありがとうございます。
    Phileweb(拙日記)でもレス、ありがとうございます。
    ●この問題に関心をお持ちの方は多くはないのですが、DENON盤(イタリア合奏団、旧東独録音ものなど沢山)の長年の愛聴者にとっては重大な問題ですよね。
    ●ripping全盛時代にあって、どう折り合いをつけるか、模索しております。
    盤&CDPで聴くのはもう億劫で、盤を音楽ファイル化して、PC&USB-DACで聴くことが殆んどになってしまった私です。
    それにスマホ操作は楽ですし、スマホでライナーノーツも読めるのですから。
    (やたらプレエンファシス盤を出してきたDENONは、この問題をどう受け止めているのでしょうかね・・・。)
    ●上記ブログで取り上げたものと同様機能を有するUSB-DACは他にもあるようですが、音質的にも高評価の本機は期待しています。
    試聴結果は、なるべく早く、当ブログとPhileweb(日記)に記載するつもりです。
    2019年03月01日 16:56

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